2013年12月7日土曜日

ぼくは、泣く。

ぼくは、泣く。
いまごろは、もうきみも
めがさめているだろう。
こどもたちもとっくにおきているはず。
たのしいはずの週末なのに、
ぼくは、ひとりがやっと通れるぐらいの狭く入り組んだ路地を、迷うことなく進んでいく。もう、なんども
なんども通り、「まちがえようがない、」そう胸の中でつふでやいた瞬間だった、「すきあり」と声がして、ぼくの唇にやさしい、いたずらっぽい、愛おしげな唇が重ねられたのだ。
実際には、ぼくはないていなかったけど、

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